最近Twitter(X)でよく見かけるのがRTやフォローを条件にしたプレゼント企画(懸賞)。Twitter上で行われるこれらの企画は、無料で手軽に参加できるため大変人気があります。
ただプレゼント企画が盛り上がるにつれて、嘘のプレゼント企画で利益を得ようとするアカウントもとても増えてきています。
そんな詐欺アカウントをどうやって見極めるべきか、実際の詐欺アカウントの手口から読み取っていきましょう。
商品画像の偽造、使い回し
これは最もよく使われている詐欺手法です。
例えばこちらのツイート
プレゼント企画のツイートに大量のPS5の画像が載っていますね
この画像をGoogle検索にかけると…
このように少しだけ画角を変えた全く同じ画像が出て来ました。
嘘のアカウントが賞品画像によく使うのは大量の商品が写ったインパクトのあるものが多いです。
詐欺アカウントはこのような画像をネット上の画像やPinterestなどのフリー画像サイトなどから拾ってきて少し画角を変えたりしてさも自分のもののように語っています。
偽のWebサイト
最近地味に増えているこちらの手法。
具体的なアカウント名だと株式会社富士JAPANがこの手法を使っています。
プレゼント企画の信憑性を高めるために偽のWebサイトを運用し、本当の企業のように見せています。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
アカウント乗っ取り、当選報告の偽造
非常に悪質な手法です。
具体的なアカウント名でいうと
株式会社富士JAPAN（@official_fuzijp)や Kaede(@_seqfy)がこの手法を使っています。
当選報告を最後に、ツイートが途絶えてしまったアカウント
ユーザへ当選連絡と題し、専用フォームにTwitterのIDとパスワードを入力させる
→アカウントを乗っ取り さも当選したかのようにツイートする
この流れで上記のような当選報告を量産することでアカウントとしての信憑性を高めています。
小額当選だけ配布し、高額当選をねつ造
該当ツイートがこちら
こちらは2万円相当のswitchを1点、50円のPaypayを10名に配るというプレゼント企画です。
50円のPaypayは主催者がランダムに選んだユーザが当選しています。問題は目玉のswitch
こちらは当選報告がありましたが、主催者が用意したサクラでした。
50円を10人程度に配ることで優良なアカウントだと思わせて高額当選に釣られたユーザをアフィリエイト登録させることで利益を得ているのです。
認証済みバッジ
ご存じの方も多いと思いますが、未だに騙されてしまう人が多いポイントです。
引用元：Twitter
この青いレ点。2020年10月まではTwitterに認められた一部のユーザーしか付けることのできない「認証済みバッジ」というものでした。
しかし、この青いレ点はTwitterBlueという新サービスにより月額料金を払えば誰でも使えるようになりました。月額料金は1500円程度です。
2022年の10月、Twitter社のCEOにイーロン・マスク氏が新しく就任しました。その中で登場した新しいサービスが「Twitter Blue」です。これによりTwitterアカウント名の横に表示される青いチェックマークを獲得することができます。いわゆる「公式マーク」「認証バッジ」などと呼ばれていたこのマークですが、Twitter Blueを契約することで、取得できるようになりました（ただし審査があります）。それに伴い、認証マークがついていた一部のアカウントでは金色のチェックマークに変わったものもあります。
引用元：スマートワーク総研
詳しくはTwitterヘルプセンターのTwitterによって適用されるものに詳しく書いてあります。
Twitter @vsLonf @TwitterSafety
月額1500円なので誰でも気軽に使用できてしまいますね！
今フォロワーを多く集めている懸賞アカウントはほとんどがこのTwitterBlueバッジをつけています。
まとめ
この記事では詐欺アカウントがよく使う手口を紹介しました。
この記事の内容を基にプロフィールやツイート内容を細かく見れば、詐欺アカウントかどうかを判断することが可能です。
ただ詐欺アカウントの数も多くいちいち判断していられないと思います。詐欺行為を行っているアカウントはこちらで紹介していますのでご活用ください。
詐欺に騙されずに楽しい懸賞生活を！
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