Twitterのプレゼント企画詐欺の危険性を解説!騙されないようにするには?

コラム

最近Twitterでたまに見かけるのがRTやフォローを条件にしたプレゼント企画(懸賞)。Twitter上で行われるこれらの企画は、無料で手軽に参加できるため大変人気があります。タダで商品やクーポンがもらえるなんてワクワクしますよね! 筆者は少し前に懸賞企画の素晴らしさに気づき懸賞まとめアカウントを作りました。そんな中で一番感じたことは

「嘘のプレゼント企画多すぎるだろ!!」です

怒った女性

この記事ではそんな私達を騙してフォロワーを増やそうとする詐欺懸賞アカウントを見破る方法を紹介します。皆さんで一緒に詐欺師達を撲滅しましょう。

なぜ嘘をついてフォロワーを増やすのか

実際の商品を渡すつもりがないのにプレゼント企画を開催するのはTwitterの規約に違反しており、嘘のプレゼント企画を行ったアカウントはBANされる可能性があります。

ではなぜアカウントをBANされる可能性があるのに噓をついてフォロワーを増やそうとしているのか。それはフォロワー数が収入に繋がるからです。方法はいくつかありますが

1.アカウントの売買(サイトで高値で売買されている) 
2.TwitterのDMなどでアフィリエイト
3.LINEアカウントを登録しサイト登録へ勧誘

1はもちろん違反行為ですが、2や3は最悪の場合個人情報を悪用される可能性があります。
実際にどういった内容が送られて来るのかはこちらで説明しています。

そういった詐欺に騙されないようにするためにどうしたらいいのでしょうか。

商品の画像は使い回しではないか

まず実際の詐欺アカウントのプレゼント企画を見てみましょう。

大量の札束になんと動画で札束を広げるところまで!!なんとも魅力的な光景ですがもちろんこれも偽の懸賞企画です。確かめる方法は簡単。Googleの画像検索にこちらの画像を入れるだけ。

大量の札束

すぐに他の人が使用している画像が出てきました。いったいどこからこんな画像手に入れるのでしょうか…

ただわざわざ検索するのは手間がかかるので一目で簡単に見分ける方法をお教えします。

詐欺アカウントはプロフィールを見ればわかる

私がどうやって詐欺アカウントと優良なアカウントを見分けていたか。
それはプロフィールを見ると一目瞭然です。
まずは企業などが運営している公式アカウントを見てみましょう。

優良なアカウント
引用元:https://twitter.com/Hyoketsu_KIRIN

こちらはKIRINが運営する氷結のアカウントになります。ぱっと見ただけでも安心できるポイントが4点あります。

1.聞いたことのある商品名・会社名
2.自社独自のプロフィール画像・バナー画像
3.金色の公式マーク(ビジネスアカウントのマーク)
4.自社独自のHPへのURL

3のビジネスアカウントマークは入ってないアカウントが多いので判断が難しいですが、4の自社独自のHPのURLの記載がある会社はほとんどがしっかりとした懸賞企画を行っているといえます。
理由として、HPを運営するにはドメインの取得とサーバーの運営に費用がかかるからです。
偽の懸賞アカウントがHPを運営してコストをかけるメリットは全くないためHPがあるアカウントは信用していいと思います。

それに対して偽の懸賞企画を行っているアカウントを見てみましょう。

詐欺アカウント
引用元:https://twitter.com/jn35jx

怪しさ満点ですね…
ポイントを整理すると

1.「公式」と書いてあるが聞いたことのない会社,サービス名
2.オリジナルではないプロフィール・バナー画像(いわゆる拾い画)
3.LINE登録への誘導

アカウント名に「公式」・「社長」・「実業家」といった資金や在庫があることを連想させる単語が入っていたり、最近流行ったものだと「余命〇ヶ月」「母の遺産」などのお金を配るそれっぽい理由をプロフィールに入れているアカウントもほとんどが詐欺懸賞アカウントです。
特に3の”LINE登録への誘導”は体感ですが99.9%偽の懸賞企画アカウントです。

LINEの追加で当選確率UP!は99.9%嘘

懸賞アカウントがLINE登録に誘導する謳い文句は「LINEを追加すれば当選確率2倍!」や「LINEにて当選報告」というものです。

これを見ると「LINE登録しなきゃ!」と誰もが思うかもしれませんが一旦立ち止まってください。

結論からいうとLINE垢とTwitter垢を結びつける手法は存在しません

つまり、TwitterからLINE登録したところで登録された側はこの人がTwitterをフォローしているのか、対象ツイートをRTしているのかなどは確認することはできないのです。

また、「リンクを押したら公式LINEだったので安心して登録した」といった声をたまに見かけますが、公式LINEは誰にでも簡単に作れますのでそれは安心の材料にはなりません。作り方についてはこちらで説明しています。

ではなぜ、LINEの追加を促しているのか。これは個人情報の抜き出しやサイト登録への誘導のためだと思われます。公式アカウントに偽懸賞で手に入れた大量のLINEアカウントを持っておけばそこに広告を一斉送信するだけで紹介料として収益を得られるわけです。

まとめ

これらをまとめると詐欺アカウントを見極めるためには

1.商品の画像は本物かどうか
2.プロフィールに公式HPへのリンクや当選結果の報告はあるか
3.LINEへの登録を参加条件にしていないか

例外もあるかもしれませんが
これらがすべて問題なければ優良なプレゼント企画アカウントだと思われます。

皆さんに素敵なプレゼントが当たりますように…

kensyou
kensyou

他にもこんな詐欺に引っ掛かりました!などの情報お待ちしております!

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